マイホーム売却

資産整理、相続、老後のために活用されています。

 

私の祖父母宅はハウスドゥのハウスリースバックを利用しました。

 

 

きっかけが、想定していたよりも老後資金が足りなかったことです。

 

 

私の家庭自体は貧乏というわけではなかったのですが、当時父が倒れてしまって我が家の資産は減る一方。

 

 

そんな状態だったので、ハウスリースバックを選ぶことにしたのです。

 

 

最初は、今の家を手放して安い家賃のところに引っ越すかという話も出ていたんですよね。

 

 

でも、祖父母の気持ちを考えると、それはとてもつらいことでした。

 

 

なぜなら、祖父母宅は手先の器用な二人があちこちに手を入れてきた家だったからです。

 

 

例えばキッチンなんかは、調理中に祖母が休めるようにと、祖父がデスクのような形にしていました。

 

 

シンクの向かいに祖父手作りのデスクがあり、そこに調理したものを置いておいたり、疲れたら休んだりという感じです。

 

 

庭も、ご近所で評判になるような素晴らしい状態でした。

 

 

祖母は元々土いじりが好きな人。祖父が定年退職してからは、力仕事を祖父が手伝うことによってますます華やかな庭になっていったんです。

 

 

こんな二人の思い出がいっぱい詰まった家を手放すというのは、正直あまり現実的ではないと感じました。

 

 

後ハウスリースバックを選んだのは、介護施設への入居も近いと考えていたからです。

 

 

後ほんの数年暮らすのであれば、なおさらのこと思い出の詰まった家で過ごしたいですよね。

 

 

もちろんハウスリースバック自体利用するのが初めてだったのでたくさん調べたり大変なこともありました。

 

 

でも、リースになったおかげでコストも減り、それでいて同じ家で暮らすことができたので二人は大喜び。

 

 

現在は二人で同じ介護施設に入居し、幸せに暮らしています。